★漆喰
漆喰とは、
消石灰にスサ、砂、糊を混ぜ、水を加えて練ったもの。
消石灰に水を加えると固まる性質を利用している。
漆喰仕上げは土壁より緻密で固く、防水性が高い。
色は白色の他、墨を加えた黒漆喰、色土や顔料を加えた色漆喰などがある。
漆喰壁は、
日本風では、
下地から中塗りまでを普通の日本壁と同じ様に作り、上塗りのみ漆喰とする壁のこと。
洋風では、
プラスター塗り壁の俗称で、下地から仕上げまでを全て石灰とふのりで練ったものをいう。
磨き仕上げの「本漆喰」、鏝押さえの「並漆喰」、粒子の粗い「パラリ仕上げ」がある。
真捏ね(しんごね)は、
日本風の漆喰壁の一つで、
消石灰をふのりだけで捏ねたもので上塗りしたものをいう。
強度があり、土蔵、土壁、塗屋などの外壁に使う。
京捏ね(きょうごね)は、
日本壁の漆喰壁の一つで、
消石灰とふのりと水を混ぜて練ったもので上塗りしたもの。
真捏ねに比べて安価だが、強度が劣るので室内の壁に用いられる。
塗屋とは、
木骨土壁の耐火建築の一つで、
建物の外部のみを厚さ3~5cm程度に塗りまわしたもの。
柱は必ず隠れるが、垂木は塗りこめられていない場合もある。
桃山時代以降、民家に使われることが多かったが、両側壁のみが塗りこめられ、
正面と背面の1階は木部が露出しているのが普通で、土蔵、店蔵の外壁より薄い。
近世では大壁造りと称されることもあった。
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